
1日に7人以上が自宅内の転倒事故で亡くなっている
毎日を過ごす家こそ安全で快適に暮らせる空間でなければなりませんが、人口動態統計によれば、平成28年に自宅内での転倒や転落によって、年間2,700人以上が死亡しています。これは1日あたり7人以上が亡くなっている計算になります。死亡にいたらなくても転倒をきっかけに寝たきりになったり、生活が不自由になほどの後遺症が残る危険性も、高齢になるほど高くなります。また行動が制限されることでさらなる身体機能の低下を招き、自力で動く意欲を妨げる可能性もあるでしょう。こういったことはコロナ禍のいま、特に気を付けたい点です。

<「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」/内閣府>
「暮らしにくさを感じる障壁=バリア」をなくしておこう
10年、20年先の自分を想像するのはなかなか難しいものですが、わたしたちは確実に年をとります。さらに加齢により身体機能も低下していき、家の中のちょっとした床の段差につまずいたり、トイレやお風呂で腰を下ろしたりすることを負担に感じたりするようになってきます。
家を新築する際の流行やデザイン性を優先したために、小さな子どもや妊婦、ケガや障がいのある人、高齢者などにとって、家のちょっとした場所が「暮らしにくさを感じる障壁=バリア」になっていることがよくあります。住まい夢ネット加盟住宅建築会社が見据えているのは、若く、活動的な状態のお客様だけではありません。「いくつになっても、どんな体になっても安全に暮らしていただきたい」。その想いを大切に、家づくりをご提案しています。